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TOYO Press エクステリアショップ経営のヒント&トピックス

下請けから元請けへの大胆な“転身”に成功。約10年間にわたって成長を続ける サンホーム様

お客様に喜ばれる仕事で、利益を生み出すために。私たちはサービス業へ生まれ変わる必要がある。

代表取締役 阪本成美様:独自の視点と抜群の行動力で、見事に苦境を脱出。「お客様に喜ばれる仕事」を通して、地域で圧倒的な支持を受ける。

「思ったことをすぐにやる、積極性が持ち味です」

宮崎県中小企業大賞を受賞されていますね

約2年前ですね。「新技術・新分野進出部門」で、宮崎県知事から表彰を受けました。ハウスメーカーの下請けから、提案型営業による元請けへと転換して、8年間連続で事業が伸びてきたという点を評価いただいての受賞でした。当時は、元請けで造園業を行うことが珍しい時代でした。「新技術・新分野」という部門賞も、そのあたりを考慮いただいたようです。今でもハウスメーカーの下請けをしないわけではなく、むしろ両方をバランス良く扱っているところが、うちの強みかもしれません。

元請けが珍しかった時代に、転身された背景は?

創業して約20年は、家内と二人でハウスメーカーの下請けを中心にやっていました。しかし、バブルが崩壊し、売上が半分以下に激減しました。「なにか打開策はないか」と考えていたところ、日本エクステリア協会の会合で福島へ行く機会があり、そこである企業の「自らで展示場を整備し、一般のお客様に提案営業と小売りを行う」スタイルを見て、刺激を受けました。これからは元請けでないとやっていけない、という風潮を感じたわけです。そうなるとじっとしていられません。福島の帰りに、東京、京都、大阪などで途中下車して、各地の有力店を電話帳で調べて視察してまわりました。帰りだけで13泊しましたね。

すごい行動力ですね

私は「思ったら、パッと動く」タイプです。昔はもっとその傾向が強かったですね。思ったことと、実行する時が同じ。しかし、これができる企業とできない企業があります。当社の場合、資金面でも人材面でも、それができる体制にあることが大きいですね。今の本社に引っ越したのもその一つです。以前は本社を市街地に構えていて、狭く、ホコリもたつため、広い場所に移転したかった。ちょうどいい場所に引っ越せたので、ここで展示場を社員みんなでつくりました。それが店舗の1号店になったというわけです。

約2,000坪の広大な展示場

約2,000坪の広大な展示場。オリジナル商品などが展示されています。バーベキュー炉に、ピザが焼ける釜もあり、イベントも開かれます。

「“お客様に喜ばれる仕事”を考え、実践しています」

今では宮崎県内に合計4店舗を出店されています

私たちのマーケットは、お客様のいるところにあるので、お客様のいるところへ出向いていっただけのことです。 仕事をする際に大事にしているのが、当社の経営理念でもある「お客様に喜ばれる仕事をしよう」です。私の初心でもありますし、この仕事の醍醐味でもあります。社員にもいつもこれだけを言っています。その甲斐あって、うちの社員は高い水準で「喜ばれる仕事」ができていると思います。

“お客様に喜ばれる仕事”とは?

庭造りというお客様にとって一生に一回の仕事をするわけですから、デザイン性や機能性、安全性を考えるのはもちろん、一番大切なことは「私だけの素敵な庭」にしてあげることだと思うのです。おかげさまでいろいろなコンテストで賞をいただいていますが、それよりもお客様に最適な庭を提供することのほうが重要です。
また、笑顔での接客サービスも大事にしています。造園業も、従来は男性中心の社会でした。私たちは元請けへの転身とともに、建設業からサービス業へと生まれ変わらなくてはいけません。そのために女性スタッフを採用したり、「いらっしゃいませ」といった挨拶を練習させるなど、サービスの改善への努力を続けています。

展示場内にあるカフェ

展示場内にあるカフェ。気持ちいい空間に打ち合わせも弾みそうです。

スタッフの育成も大切ですよね

いま、多能工の育成に力を入れています。左官だけ、塗装だけといった専門の職人ではなく、型枠も塗装もできて、簡単な電気工事や水道工事までできるオールマイティーなスタッフです。一つの現場にそれぞれの職人を連れて行くとどうしてもコストが高くなります。左官でも熟練の技が必要な場合は別ですが、一人で複数の仕事ができるようになると非常に効率が上がると思います。そうした技術を半年から一年をかけて、当社敷地内の施設で徹底的に教えています。将来的には、当社の強みの一つになると期待しています。
私もそうですが、専務である家内もあまり口出しをしないので、社員もやりやすいのでしょう。当社では社員にさまざまな業務を積極的にやらせています。チラシ作りやホームページの運営など、試しにやらせてみると実に上手にやってくれます。社員には「自分の分身をつくらないと、いつまでも同じことしかできない」と言って、成長を促しています。

「先行利益を活かして、さらなる発展を目指す」

経営者として大切にしていることは?

もちろん、利益をきちんと出すことです。とはいえ、そのためであればなんでも値切ればいいというものではありません。特に人件費は確保しないと、職人の質が下がってきます。大切なのは、会社の意思で利益率を決めておくこと。営業の現場判断に任せておくと、利益率は自然と下がってしまいます。各店舗を運営し、新人を教育していく資金は利益から出さないといけません。しっかりと利益を出していかないと、社員と職人、なによりお客様に対して「喜ばれる仕事」はできないのです。

常に一歩先を見ているのですね

当社は「先行利益」をとったと考えています。元請けで成長できたのも、当時の宮崎県ではどこもしていなかったからです。「今」にあぐらをかくのではなく、先行利益で稼いだ分を活かして、会社としての本当の実力を養うことが必要です。そのためにもっと地域に密着して、圧倒的な支持を得なくてはなりません。アフターサービスや職人の質など、まだきめ細かいサービスは足りていないし、もっとやれると思います。「思ったら行動した」あの頃とは違い、これからは一歩ずつ着実に進むことが大事な時期だと考えています。

ガーデン光房 一ツ葉店

ガーデン光房 一ツ葉店/車で入りやすいロードサイドに店舗を構えるのがサンホーム様の特長。

サンホーム様の「構想力」

「新しい風潮を見逃さない」

  • 新しい風潮が起こりそうにないか、いつも危機感を持ち、アンテナを張り巡らせる。
  • 新しい風潮を感じたら、すぐに行動し、自分の目で確認する。

「今大切なことを見極める」

  • 先行利益で獲得した利益をさらなる発展のため、人材育成に運用する。
  • 地域から圧倒的な支持を受けるために、サービスの質の向上に努める。

Company Profile

株式会社 サンホーム(ガーデン光房)
住所:宮崎県宮崎市大字長嶺613-1
TEL:0985-47-0100
FAX:0985-47-0330
ホームページ:http://www.ge-kobo.co.jp/

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