1㎡当たりの保水量経時変化測定
(保水タイプSD 1㎡中の残留水の経時変化:平板H寸法60㎜、平均室内気温21.3℃)
平板の保水率を上げて平板内の空隙に水を蓄えることにより、
表面から水分が蒸発散することによる気化潜熱冷却効果を利用して、
平板表面の温度上昇を抑制する事で、快適な都市空間の構築に貢献します。
(保水タイプSD 1㎡中の残留水の経時変化:平板H寸法60㎜、平均室内気温21.3℃)
保水タイプ・保水透水タイプは、アスファルトより13℃以上の温度抑制効果が確認されました。
保水タイプとアスファルトとの
最大温度差17.2℃(実測値)
保水透水タイプとアスファルトとの
最大温度差13.2℃(実測値)
アスファルトやコンクリートに覆われた都市では都市型洪水や地下水枯渇・地盤沈下など深刻な水環境問題が懸念されています。「大雨、時には僅かな雨でも街中の水は溢れ、行き場をなくした大量の雨水は河川などに流れ込み氾濫する。」「雨水が地中に浸透しないため地下水枯渇、それに伴う地盤沈下」…。そんな水環境問題を少しでも緩和できるように開発された透水機能を持つ舗装材は、これからの街づくりに注目されています。
透水タイプは、当社社内透水基準を1×10−4m/s(0.01㎝/s)以上としています。一般に「透水係数が0.01㎝/s以上であれば降雨強度50㎜/h程度の雨水の全てを透水することが可能」と言われております。 *JASS 7より
降雨量40㎜/h = 大雨警報発令の基準
※雨と災害の関連で、発令の基準を決めているので、地域によって基準は異なります。
舗装用コンクリート平板よりも熱伝導率が高いため、
効率良く消雪。
さらに、融雪平板UDでは滑りにくい形状を採用し、
安全性を高めています。
近年、10km四方程度の狭い範囲に1時間あたり100ミリを超えるような、突発的かつ局地的なゲリラ豪雨による都市型洪水が多発しています。都市の下水は一般的に、最大降水量として1時間に50〜60ミリ程度を想定しているため、これを超える雨量では処理しきれずに洪水が発生します。
貯留量は下地を
含めて雨量換算で
50㎜以上
短時間降雨強度は東京管区気象台最近10カ年(1998年~2007年)の最大短時間降雨強度82.5㎜を使用。
降雨波形は東京管区気象台における観測記録をもとに「ガンベル法」によりハイエトグラフを作成しました。
エス・ストック敷設により降雨によるピーク流量を半減(52%)させるとともにピーク時間を15分遅延させる計算になります。
近年の商業施設開発において、建築内部のみならず、屋上やバルコニーを優れた眺望の都市型のオープンスペースとし、有効活用する事例が増えて来ています。浮き床工法は各種床版とそれを支える束を用いることで、外部空間と建築内部とをフラットに接続させることが可能です。
屋外施設においては、歩行面に降雨による排水設備が必須となりますが、浮き床工法においては、歩行面が浮いているため、排水面をその下に設けることができること、目地からの排水によりフラットな床面が可能なため、室内空間に近い舗装面の仕上げが可能です。また、床版については、束や下地と固定しないため、取り外しが可能であり、メンテナンス性にも優れています。
有筋PC平板等の仕上パネルを水平に施工するため、外部だがフラットな床面が構築できる。雨水等は、仕上パネルを目透かしに施工する事により、パネルとの隙間に雨水を流し込み、仕上パネル下面に流れ込んだ雨水は防水面で通常の雨水排水処理を行います。
35〜65%
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