赤坂インターシティAIR

事 業 主:赤坂一丁目地区市街地再開発組合
事業協力者:新日鉄興和不動産株式会社
所 在 地:東京都港区

海外の様々な文化が交差する国際色豊かな赤坂・虎ノ門エリアの超高層複合ビル。
オフィス・コンファレンス・商業・医療・住宅の5つの顔を併せ持つ複合型施設となっています。
敷地緑化、既存の緑地の保全・拡張、緑豊かな歩道状空地の設置など、地域が主体となって進められ、
区道とその街路樹が一体となった5000㎡以上の大規模な緑道空間が整備されました。
2009年には「赤坂・虎ノ門緑道整備推進協議会」が発足され、緑の並木道でそれぞれの街区をネットワーク化することで
来街者がまち歩きを楽しみ、憩える街づくりが目指されています。

「平成30 年度都市景観大賞(優秀賞)」受賞

「街ゆく人々をつつみこむように、心和む木々草花あふれる場所」を
そのままランドスケープで実現。

「赤坂インターシティAIR」は10年を超す歳月がかけられた再開発事業であり、都市計画、建築計画、ランドスケープ計画が一体となった総合開発事業が行われ、「街ゆく人々をつつみこむように、心和む木々草花あふれる場所」をそのまま実現した事業です。
その想いは計画発足から終始ぶれることなく近隣地権者、事業者との共同で「赤坂・虎ノ門緑道整備推進協議会」を発足させ、個々の事業単体では達成出来ないスケールの大きな緑の街づくり活動となったのです。
超高層ビルの足元に広がる「インターシティガーデン」のあふれんばかりの植樹や草花は、デザインとして最後に付け加えられたのではなく、緑の大きな街づくりの中心テーマとして事業が始まった当初から計画されたものでありました。植栽は季節ごとに彩られる代表的な樹種が選定され、訪れる人々に都会でありながら日本の四季折々の自然の姿を感じられるようになっており、緑道に植えられた街路樹は、木洩れ日の中を散策出来るように予め樹齢が適度に育ったものが植えられています。
人工的に形成された小山と並木道そのものが、植物本来の躍動的な枝姿をもった樹木が寄り添うように共存し、森として調和する一群の景色として、佇んで感じられる心地良さと都市でいながらも癒しを感じさせる空間となり、街に人々を集める重要な要素となっています。

都心での小山と並木道の木々が寄りそう景色と、舗装デザインとの調和。

江戸の貯水池として人工の「溜池」を
イメージして創られた水辺

近隣の駅「溜池山王駅」の名称のとおり、この事業近郊はかって江戸の貯水池として人工の「溜池」が作られていた歴史があり、その歴史を伝えるように小山の麓に水辺が創られそれと沿うように作られた並木道を歩く人々には、歴史と水のせせらぎを感じる空間となっています。
その空間計画においての舗装材の選定には樹木や草花とマッチングし、かつ都会的なイメージを感じさせる意匠性が求められました。そこで弊社は樹木との相性が良く落ち着いたアース系カラーの意匠を持ち、透水機能も併せ持つ環境にも優しい「プラーガ」と、自然な色むらが特徴の「クリアル」を提案。「プラーガ」については舗装材表面の凹凸をなくしたフラットなテクスチャーの特注タイプであり、それぞれ異なるサイズを組み合わせて動きがある自然な乱張りのようなイメージで配置されることとなりました。その多彩なサイズバリエーションで組みこまれた舗装パターンは街路樹の枝葉との相性も良く、歩道に自然な変化を生み出す要因にもなっています。
また外周の港区道歩道部は保水機能を持つ「SEエコレイク」が採用されました。
舗装デザインのカラーマネジメントは高層ビル北側と南側に明確にイメージが分けられており、建築北側の舗装カラーは都心のアーバンな空間を醸し出すクールトーンの明るいカラーでまとめられ、建築南側の舗装カラーはかっての日本の自然の風景を感じさせる、水辺と並木道との親和性の高いアース系の落ち着いたカラーで統一されています。

「赤坂インターシティAIR」にあふれる木々草花は、四季を通じてそれぞれの季節を彩る植栽が計画的にレイアウトされています。

デザインパース
弊社の図面作成サービスにより作成されたデザインパース。
  • プラーガ
  • クリアル
  • SE エコレイク

「赤坂インターシティAIR」はまさしく事業主と設計者の想いがひとつになり赤坂に開かれた新しい緑の空間は、都心の街ゆく人々に四季のうつろいと癒しを感じさせるランドスケープとなっています。

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