[使用製品]
●レイルスリーパーラフト

[施工のポイント]
自邸前の県道拡幅工事に伴い、玄関前の前庭と車庫の整備を一体的に行うエクステリアリフォームとして計画しました。前庭は車の転回スペースを兼ねると共に来訪者や近隣の住民の方が自由に訪れることができるオープンタイプのウェルカムガーデンとしています。庭は家族が楽しむと共に、来訪者、近所の住民の方、通りすがりの通行人など様々な人たちが見て楽しめる庭をつくりたいと考えました。庭は塀の中の限られた空間でつくられるのではなく、外に対して開き、緑の連続性やまちのつながりなど周囲の景観と調和する庭をつくりたいと考えました。来訪者が玄関に至るアプローチ動線となる園路は、玄関に向かって緩やかな勾配のスロープで床の素材を変え、分かり易く、滑りにくい安全なデザインとしました。園路の歩道際は直径2.2ｍ、立ち上がり0.3ｍの花壇ボーダー（ＴＹスリーパー）を印象的に円形配置し、中央にもみの木をシンボルツリーとして植栽しました。玄関前は、沖縄のひんぷんをモチーフに、枕木（レイルスリーパーラフト）６本を、高さを変えてデザインした目隠しをつくりました。庭のフォーカルポイントとして来訪者を迎え入れるしつらえをつくっています。庭の周囲は、植栽の背面に白色のコンクリート塀を配置しています。天端はシルバー色のアルミ製笠木設置し、庭空間をシャープに切り取る役割を持たせています。来訪者の園路周囲は、通路の奥行き感を持たせるように花壇を配置し、常緑樹、広葉樹やグランドカバーにより、訪れる人が四季を感じ、緑の安らぎが感じられるアプローチガーデンとしています。アプローチガーデンの夜のシーンはライトアップし昼間とは違う表情を醸し出し、訪れる人の心を和ませています。
[店舗の自己紹介]
建設設計を専門とする会社です。

 設計・
施工店名

㈱浦野設計 様
愛知県名古屋市西区八筋町90
http://www.urano-s.co.jp