[ 0131 ]

(株)梓設計

東京都大田区

https://www.azusasekkei.co.jp/

使用製品

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  キセキ

応募者のコメント

本施設は、大井ふ頭中央海浜公園内に位置する、ホッケー競技をはじめとする様々なスポーツに利用できる多目的な競技場です。公園内には、桜並木のアプローチ空間や大欅などの多くの印象的かつ魅了的な要素を内包する景観・空間を含んだ緑豊かな空間が広がっています。建物の外観デザインは、コンクリート打ち放しなどのモノトーンを基調としながらも、既存樹木がつくる緑豊かな空間と調和する素材感のある外装計画となっています。公園内のメイン通路と建物をつなぐ広場の舗装は、この建物デザインと調和するブラウン色をメインとした配色としました。また、広い空間となる為、薄めのイエロー系の舗装材を格子状に配置し、空間にアクセントをつける計画としました。

評価ポイント

舗装材の色味が建築や植栽と調和し、緑豊かでナチュラルな質感を残しながらも洗練された雰囲気を醸し出しています。落ち着きのある景観を形成しつつキセキの天然の骨材による艶が光によって様々な表情を見せてくれ、広場から街へと賑わいの空間が広がっていく様子が浮かびます。

[ 0450 ]

インフラテック(株)鹿児島営業所

鹿児島県鹿児島市

https://www.infratec.co.jp/index.php

使用製品

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  ベーシックペイブ02

応募者のコメント

本建造物は、日本初の洋式紡績工場である鹿児島紡績所の技術指導にあたったイギリス人技師の宿舎で、1867年（慶応3）に建設。コロニアル様式のベランダや多面形のポーチを採用しつつ、日本の尺貫法の寸法が用いられ和洋折衷の建築様式が特徴で、2015年7月には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されております。その歴史的建造物と文化との調和を一番に考慮し、地色舗装材のベーシックペイブ02にて計画、土のイメージのアース③を採用させて頂きました。

評価ポイント

ベーシックペイブ02の自然の土や石の風合いが歴史ある建造物と違和感なく融合し、まるで以前からそこにあったかのような雰囲気を醸し出しています。舗装材の絶妙な明度差が建物の深みを更に感じさせる役割を担っているように思います。永く景観を支える「地」として訪れる人々へ足元から歴史との調和に重要な役割となるでしょう。